1枚の手作りクッキーが役に立つこと

お茶の時間に1枚、バッグに1袋、残業の差し入れに1枚。

手作りから伝わるものはやっぱり特別なのだと

わたし自身改めて思える時があります。

 

例えば毎日の食卓にしても、今の時代は便利ですから

自分で作らなくてもさまざまなお惣菜が簡単に手に入ります。

安くておいしいものから

高価でさすがプロのレベルというものまで。

それでも、なぜか毎日食べると嫌になります。

一方で、人が手をかけた手製のおかずは、

出来上がりに多少の差があっても、その人の顔が見えて飽きません。

 

お客さまから感想をいただく時、

わたしが焼いている小さな1枚にも気がこもっていて

伝わる人には届いているのだとうれしく思うことがあります。

 

クッキーすごくおいしかったです。御馳走様でした。
昨夜の作業が全てパーになって仕事がうまく進まずイライラしていたのですが、

いただいたクッキーのおかげで元気になりました。
美味しいものって、人を幸せにするのですね。
ありがとうございました!

(40代男性)

朝からつまづきが始まったので1日流れが悪く、

クッキーにsmallという文字見て、

ふーっと出来、パクっと食べて「良かった」「美味しい」
を感じさせて貰えました💓

yoco さんのクッキーにまた助けて貰えました‼
一袋あっという間に食べてしまいました。

(60代女性)

わたしの焼き菓子の味を好きな方が、

ギフトで大切な方に贈りたいとオーダーしてくださる時は

オーダーの方の気持ちもプラスして

その先にあるお相手にも届くようにと思って焼いています。

思えば、お菓子を作り始めた中学生の頃から

こんな気持ちは一貫しています。

一体何枚のクッキーを焼いて来たことか…!

ものを創り出す仕事でも、

建築物や芸術品は残っていくのに、

食べものはそのどれもが消えてなくなってしまうと思うと

不思議な気がします。