ビスコッティができるまで 〜その2 その作り方

Y-bakeのビスコッティは


⒈ 材料を混ぜて生地を作る

⒉ なまこ型に成形する

⒊ 180度のオーブンで焼く(1度目の焼成)

⒋一旦取り出して冷まし、斜めにカットする

⒌切り口を上にして天板に並べてさらに焼く(2度目の焼成)

⒍もう一度ひっくり返して、さらに焼く(3度目焼成)

⒎しっかり冷ます


という工程を経てつくられています。

工程のほぼ半分が「焼成」とあるように、

水分がほとんどなくなるまで、通常のビスコッティよりも

シッカリと熱を入れます。

 

材料を混ぜます。

これ以上は無理っ!というくらいの

ナッツを入れます。

 

 

なまこ型に成形。

 

 

 

 

かたまりのまま焼き上げて

粗熱をとります。

 

 

 

カットします。

カステラナイフで切りますが、

冷まし具合も肝心です。

 

 

切り口を上にして並べて、

二度目の焼成に入ります。

 

 

 

さらにひっくり返して

3度焼いて、出来上がり。

 

 

こうして完成!

手間と時間をかけて、みなさまにお届けしています。

合計で1時間半前後も焼いています。

クッキーは2、30分ですから、

これほど焼いても焦げないのは糖分が控え目だからでしょう。

 

特徴となっているのは、

配合のバランスはもちろんですが、

焼成加減も大きな要因だと考えています。

 

焼いているとある時点でOKなゾーンに入りますが、

それがアウトゾーンになる直前まで、

わたしは焼きます。

それは日によって違い、

香り、色、触った感じ…最終的には時間や温度ではなく

五感で判断します。

ある時点を境にして「‼」と、劇的に変化して(大げさか^^;)

一気に越える時があります。

その時にオーブンから出すことが肝要です。

 

それによって引き出される

ナッツの風味や、粉の味、

それが他では代え難い部分だと思っています。