お仕事以外でお菓子を焼くと、消費し切れないので
実家や友人に配ります。
試作してみたかったり、技能維持のためだったりするので、
作れれば満足で、あまり自分では食べません。
作ったものは気負わず簡単にラッピングして、
サンタクロースのようにポストに入れて配るささやかなコースがありますが、
特に仕事をバリバリしている友人は、帰宅して甘い差し入れがあると喜んでくれます。
いつも心を支えてくれている友人や家族。
良い時だけでなく、
苦しい時に励まし支え、そばにいてくれたことを思い出します。
愛情って本当に貯金。
時間をかけて作られていくものだと感じます。
帰宅して手元に数枚も残っていないことに気付きますが、
美味しいもの、幸せなものは独り占めして大事に大事に取っておかず、
パァっと周りに分配するのが結果的に大正解と思うようになりました。
巡り巡って自分に戻ってくる、と言いますが、
そうではなく、given and give、先に与えられ過ぎているので
ささやかにお返ししている感じです。
庭に咲いたひと束の花、
瓶に入った季節のジャム、
詰め合わせてくれた紅茶のティーバッグ、
一枚のクッキー、
忙しい帰り道や夜の時間にかけてくれる言葉、、、
季節のもの、出先で思い出してくれたもの、
どれひとつとしてそこに気持ちがなかったら
受け取れるものではありません。
いつもの生活を見渡してみると、当たり前ではない感謝すべきことで満ちています。
あるものを毎日大切にしていきたいですね。