息子たちのこと

気付けば息子たちもそれぞれが大学生、高校生の年齢まで成長しました。

母親に見せる顔はまだまだ小学生で止まったまま、と思っていますけれど…。(絶対そうなるよね😫という失敗を必ず確認的にやってみる、とか)

 

長男は一人暮らしを始め、次男は海外の高校を選び寮に入っています。

(よりによってこんな時代で平時にはない困難ばかりですが)

どちらからも滅多に連絡が来ませんが、次男から

「言ってなかったけど、寮で結構差し入れがある」と写真が送られてきました。

他の方に聞いたら、今までも他にいろいろスナック系の差し入れがあったそうですが、、、😅

今回ケーキだったのでわたしを思い出して送ってくれたのかもしれません。

それ以上のことも書かれておらず、いつものように簡潔なものです。

そんなことをしていたら長男からも「明日9時50分に電話ください☎️」と連絡が。一人暮らし初めの頃は、寝起きの悪い長男が心配でよくモーニングコールをしていましたが最近はごく稀になってきました。

翌朝電話をしたらすぐに出て「もう起きていて朝食も食べた、今日は2コマ目からだよ😊行ってきまーす」と言うのでびっくり😳

もう何年か前、家を出てしばらく一人暮らしに慣れなくて辛かった頃、「起こしてもらうためじゃなくて一人の部屋の中で人の声を聞くこと、何気ない会話を交わすことがすごく大切なんだよ」とぽつんと言っていました。

わたしも息子たちのお世話に追われる日々から束の間解放されて、

なんとなく気力がわかなかったり、テンションが低い日もあります。

自分の年齢を考えちゃう時もあります。珍しく…。

でもそんな時に、どちらかから何らかの連絡があると、やることができたり頑張ってしまったり。

 

その日も、爽やかに行ってきまーすと登校した息子に励まされて朝から

「ヨーシ、わたしも頑張るかo(`ω´ )o!」とエンジンがかかりました。

夢中で過ごして一息ついた時ふと、

もしかしてお世話されたり心配したり気をつかわれたりしているのはわたしの方なのかなー?!

と感じました。

高校の時、恩師が「自分と親の関係が、親が自分を見てくれている、から、いつか自分が親を見るように位置関係が変わる時がくる。それが成長」というようなことを言ったことをよく思い出します。

見守って励ましているつもりでしたが、そうされているのはわたしの方かもしれません。

いつまでも子どもと思っていた彼らも、接し方は無意識で不器用かもしれませんし聞いても否定しそうですが、そう受け取ることにしました。

 

愛情って、努力と貯金だなぁってつくづく思います。

積み上げてきたものもないのに、引き出しはできませんね。